忘れないうちに覚書しておきます。今回は全身まるっと置き換えちゃうタイプの衣装の作成手順です。
元々の衣装は全身タイプであればどれでもOKです。が、たまにメッシュグループが2つに分かれてるやつがあります。2つに分かれているタイプのいじり方はノータッチなので、メッシュが1つだけのものを選択してあげて下さい。(ちなみに今回は軍事キャリアの全身服を選択しました。CategoryでIsHiddenInCASのチェックを外さないと通常CAS画面で選択出来ない所だけ要注意です。)
以前作成した覚書「水着CCが出来るまで」の応用なので、基本的な作成手順はそちらの記事をご確認下さい。
- 水着CCが出来るまで その1…下準備とテクスチャ、メッシュ作成について
- 水着CCが出来るまで その2…テクスチャ、メッシュをTSRWにインポート~完成まで
完成したメッシュをMilkshapeにインポートする
下の画像は自作メッシュ(OBJ形式)と置き換えするメッシュ(WSO形式)の2つをインポートした状態です。
インポート時の注意点など(VertexのAlign normalsについてなど)は水着CCが出来るまで その2を参照下さい。
Groupsタブに移動し、置き換えするメッシュ(WSO形式でインポートしたもの)を全て削除し、自分で作ったメッシュの名前を「group_base」に名前変更します。で、WSO形式でエクスポートします。Milkshapeでの作業はこれだけです。
要はMilkshapeでシムズ3専用のジョイント設定を作った衣装にインポートしてあげるだけって感じです。リネームも必須で、TSRWでは「group_base」という名前以外で保存されたメッシュはインポート出来ません。
MeshToolKit&TSRWにインポート→完成!
ここからは前回の水着CC作成手順と全く同じです。
自作したWSOファイルにMeshToolKitを使ってmorphとbonesを設定してエクスポート、あとはTSRWにインポートするだけ!
あ…あれ?完成したものが思っていたよりテカる…。
テクスチャの保存形式について
どうやらテカってた原因はSpecularをDXT5で保存していたからのようでした!DXT1アルファなしで保存したものをTSRWにぶち込んであげたら過度なテカりがなくなりました。
CAS開いたら清原シムが出てきたのでそのまま着せてしまったぜ…。
テクスチャの保存形式まとめ
- Multiplier→DXT5、アルファあり
- MASK→DXT1、アルファなし
- Specular→DXT1、アルファなし
- Normal mapとOverlay→DXT5、アルファあり(で保存して大丈夫だと思う)
Normal mapとOverlayの保存形式について記載して下さってるサイト様が無かったので保証は出来ないんですが、DXT5、アルファありで保存した場合に特に問題はなかったです。